同行援護とは違う買い物を

NPO法人日本ブラインドサッカー協会(※)の職員である駒崎さん(視覚障害)は、テレワークでお仕事をされる傍ら、チーム「埼玉T.Wings」選手として活躍するなど、色々なスポーツに挑戦するアクティブな方です。お出かけは、普段からひとりで積極的にされているそうです。そんな駒崎さんが、先日ドコケアを利用して買い物に行かれたので、その様子を伺いました。
ドコケアでは、視覚障害の方がお出かけされる際、歩行介助や目的地でのお手伝いが必要な場合、日常生活の中でちょっとしたお困り事がある場合など、お手伝いをさせていただきます。まずはお気軽にフォームでご相談ください!

どのようなお出かけをしましたか?

普段から使い慣れている駅の改札口で、待ち合わせをし、カフェに行きました。カフェでは、パソコン操作で困っていたところを、介助者さんに相談しました。今まで3人くらいに相談していて解決できなかったことが、実際に会って見てもらうことで解決することができました。
その後、家電量販店へ行きました。プリンターを買うか迷っていて、当初は介助者さんと一緒に見にいく予定だったんですが、カフェでのパソコン操作で問題が解決し、プリンターが必要なくなったので、他に欲しかった枕を見て回りました。
最後にATMに行って、振込操作を手伝ってもらい、解散しました。

今回なぜドコケアの介助者に依頼したのですか?

いちばん困っていたのは、パソコン操作でした。大学に通っているのですが、最近PDFデータを使用することが多く、PDFデータは読み上げ機能でも読み上げられないものが多いので困っていました。視覚障害者向けのパソコン相談教室を利用することもあるんですが、相談日の日程調整が複雑だったり、相談内容に応じて料金が変わったり、相談した日にすぐに問題が解決しなかったりと、すぐに解決したい相談には向いていません。その点、ドコケアでは翌日の依頼も受けてもらえるので、すぐに介助者さんと会って相談することができました。
ドコケアには、若い介助者さんも多く登録しているので、パソコン操作についても解決できるかもしれないと思い、今回はドコケアで依頼しました。

お出かけした感想を聞かせてください。

普段ひとりで家電量販店に買い物に行くことはありますが、ひとりの時は商品を選び、店員さんに値段を聞き、予算内であれば購入していました。本当は、他にも良いものがあったんじゃないかなと、思うこともありました。
しかし今回ドコケアの介助者さんと来店したことで、買い物自体を楽しむことができました。
ただ目当ての商品を買うだけでなく、他の選択肢と比較して、吟味して納得が行く買い物をすることができました。
今回は枕を購入しました。予算をオーバーしてしまったものの、中途半端な買い物をして後悔するのは嫌だったので、本当に欲しい方の枕を購入することができました。自分で選ぶことができたので、すごく満足しています。
寝心地も良いです!

また、ちょうど銀行で振込をしたいと思っていたのですが、ATMで振込ができて楽でした。普段ひとりでお出かけするときは、銀行の窓口に行っていましたが、ATMですと待ち時間もないので、良かったです。振込だけのためにドコケアを依頼することは私はないかもしれないですが、他のお出かけのついでに依頼できると良いと思いました。

ドコケアと同行援護はどんなところが違いますか?

僕の場合は、ガイドヘルパーを申請したことはありますが、買い物で使う機会はなかったです。
「ガイドヘルパーに付き添ってもらわなくても、買い物もなんとかなるし、それで良い。自立訓練を受けたのだから、買い物くらいひとりでできないといけない」と思っていました。個人差はあると思いますが、僕はボランティアやガイドヘルパーの方に介助をしてもらうと、遠慮してしまいます。「ここまでで良いです」と最後まで要望を伝えられないこともありました。
一緒にいる友人にちょっとお願いするのとは違い、かしこまって誰かにそれだけのために依頼をするのは、申し訳なく感じてしまうんです。その点ドコケアは自分でお金を払って介助してもらうので、自分の要望も遠慮せずに伝えることができました。

今回ドコケアを利用して、買うところ以外のサポートを手伝ってもらい、買い物は実際に買うことがゴールではなく、その過程も大事なんだなと思いました。

視覚障害者の方にメッセージをお願いします。

コロナの影響でお出かけできなくなってしまった方や、もともと外出機会が少ない方に使ってもらえたら良いと思います。
ドコケアはあくまでサポートだけの同行援護とは違い、趣味を見つけるきっかけや、お出かけするきっかけになります。自分のしてみたいことを思い切ってぶつけられる場所がドコケアなんじゃないかなと思います。叶えられるかは別として、それを一緒に考えて行動してくれる人がドコケアにはいると思います。
僕は楽しい外出を求めていたので、その点でドコケアがマッチしました。

 

ドコケアには、視覚障害のある方をお手伝いできる介助者さんが登録しています。みなさんのご登録お待ちしています!

(※)NPO法人日本ブラインドサッカー協会とドコケアの取り組みについて

ドコケアではこんなニーズにお応えします

同行援護では
頼みにくい
困り事がある

仕事が休めず
家族の
通院に
付き添えない

荷物が多い
入退院を
手伝ってほしい

子供連れでの
お出かけ
人の手を借りたい

遠方に住む家族の
様子が心配

リハビリを兼ねた
外出がしたい