【医療搬送レポート】
東京23区 -入退院支援-                                

今回は、ご家族がコロナ感染により看護が難しくなった患者様を、急遽入院先へ搬送した際の事例をご紹介いたします。
迅速な対応と徹底した感染防護で、患者様とご家族に安心をお届けした取り組みについて詳しくお伝えします。

患者様の状況:70代の男性。日常的に適宜吸引が必要な状態でした。
ご自宅では主にご家族が看護をされていましたが、ご家族がコロナに感染されたため、急遽レスパイト入院(短期的な入院で介護者の負担を軽減する目的の入院)が必要となりました。

搬送区間:都内 

搬送車両:ハイエースタイプ

ご相談のタイミング:搬送当日に、患者様が通院されているクリニックの担当者様よりご依頼をいただきました。 

ご要望と不安

  • 感染リスクをしっかり管理した搬送を希望

  • 吸引が必要な患者様のため、適切なケアを実施しながら搬送してほしい

  • ご家族が付き添えないため、診察や入院手続きも支援してほしい

時間が確定しにくい状況だったため、早めに現地付近で待機し搬送に備えながら、同乗する看護師を手配。移動中も安心していただける体制を整えました。また、吸引器や車椅子を車内に搭載し、患者様の状態に合わせた準備を徹底しました。

感染対策: 

ドライバーと看護師はともにN95マスクを装着し、感染防護具を着用。車内の清潔を保つため、搬送後の消毒も万全の体制で実施しました。

移動中のケア: 

入院前に受診が必要だったためバッテリー式の吸引器を活用し、約20分に1回の吸引を実施。患者様が安心して呼吸できるよう、細やかな配慮を行いました。

看護師のサポート: 

ご家族が同乗できないため、受診時も看護師が付き添って診察をサポートしました。

患者様の状態: 

長時間の移動でお疲れの様子でしたが、適切な吸引とケアを行ったことで窒息などのリスクもなく、安心したご様子でした。

ご家族の対応: 

コロナ感染により直接病院へ来ることができず、ご自宅玄関先でのお見送りとなりました。

吸引も必要でありながらコロナの可能性があり感染のリスクがあったため、しっかりと感染防護を行いました。
また、ご家族が来ることができない状況のため、入院手続も全て弊社で対応する必要があり、患者様の待機時間が長くなることが予想されたため、待ち時間にも吸引ができるようにバッテリー式の吸引機を持って入院手続きを行いました。患者様の要望に応える形で20分に1回ほど吸引を行いました。窒息を起こすこともなく、希望通りに吸引ができました。

ご利用者様の声

「これまでは待機時間中、家族が吸引をしなければならず、痰が出ても移動式の吸引器がなく不安が大きかったです。当日のお願いにも関わらず、迅速に対応していただき、本当に助かりました。」

費用約30,000円(車椅子、吸引器、看護師同乗を含む)
※走行距離や対応時間、医療処置の内容により、費用は変動します。
搬送をご検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。
※相談、お見積もり無料

おわりに

急な搬送依頼でも、患者様とご家族に寄り添い、安全で安心できる搬送を実現することを大切にしています。医療搬送が必要な際は、どうぞお気軽にご相談ください。

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