お出かけを通して世間との繋がりを

今回は、ドコケアを利用して近所のショッピングモールへお出かけされたホリコシさんと奥様、介助者の3人にお話を伺いました。

今回、なぜドコケアを利用しようと思ったのですか?

ホリコシさんは普段、介護保険を利用して、作業療法士さんとリハビリをしています。リハビリは介護保険の制約上、1時間以内で終了しなくてはならず、家の近所までしか行くことができません。もう少し長い時間、外に出たいと作業療法士さんに相談したところ、介護保険外サービスである「ドコケア」を案内してもらいました。ドコケアのパンフレットを見ると、普段、訪問に来てくれている作業療法士さんと、ドコケアを利用して1時間以上出かけられることを知ったので、挑戦してみようと思いました。

どのようなお出かけをしましたか?

アリオ西新井というショッピングモールへ買い物にいきました。100円ショップや家電などを、自分で見に行きたいと思っていたので、いくつかお店をみて、介助者さんと一緒に食事をして帰りました。

おでかけの感想を教えてください。

ホリコシさんの感想
外に出て歩くことで身体の調子が良くなります。
杖を利用しているので不安もありましたが、介助者さんが施設内の歩きやすい場所に誘導してくれたり、人混みでも、親切にみてくれるので、感謝しています。
今後は、静岡の三島に美味しいうなぎ屋さんがあるので、人が少なくてお天気の良いときに行けたら良いですね。
やっぱり、目的があって行くことが一番楽しいですよね。リハビリと同じように歩くのでも、楽しさも充実感も違いますよね。

奥様の感想
外出することで、世間との繋がりを大事にしていきたいと思っています。杖をついていても、もっと長距離を歩けて、行きたいところへどこでも行けるようになってほしいと思います。
普段、ふたりで出かけるときは、私は電動自転車、主人はセニアカー(電動車椅子)なので、歩くことは少ないのですが、ドコケアを利用すれば人の多いところでも安心して出かけられるし、外出を重ねていけば、次は「日帰り旅行に行きたい」「花を見に行きたい」っていう気持ちになってくれますよね。

いろんなご家庭があるかと思いますが、外出することが刺激になって、視野を広くもったり、これからも健康でいてほしいと思っています。

介助者さんの感想を教えてください。

初回の外出に比べて、2回目以降の外出時の様子を見ると、身体機能が上がっていて、介助量が減っているな、と感じました。外出に対する敷居の高さに慣れを感じましたね。

印象的だったのは、初回のドコケアが終わったあと、リハビリに行った際、
「着替えることの大切さを感じたんだよね」とおっしゃって、普段はパジャマが多いのですが、着替えて待っていてくださったことに驚きました。

また、2回目以降のお出かけのときに、「外出のためにこのシャツを卸してきたんだ」とおっしゃっており、楽しみにしてくれているのが感じられて、良いことだな、と思いました。

普段の業務とドコケアでの違いを感じるところはありますか?

リハビリとして介入できる時間がどうしても限られているので、介護保険のサービスでは難しいときに使ってもらえると良いサービスだと思いました。
以前、病院で勤務しているときより、在宅でのケアの方が、利用者さんの目標を明確に感じることが多いので、目標を共有しながら、本人のやりたいことに寄り添うことができることに作業療法士としてのやりがいを感じますね。

おわりに

ドコケアでは、趣味のおでかけも、お手伝いしてほしい内容やご希望をお伺いしてしっかりとサポートしていくことができます。介護保険内のサービスでは限界を感じているという方や「もう少し長い時間おでかけをしてみたい!」という方にも、ご利用内容に合わせた介助者をマッチングいたします。
困ったときは、ドコケアにご相談ください!

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