2020.12.07ドコケアアンバサダーに聞く

株式会社でぃぐにてぃ 吉田真一様

10月22日に、ドコケア提携法人である、株式会社でぃぐにてぃ代表取締役の吉田真一(よしだ・しんいち)様にインタビューをおこないました。外出支援や、ドコケアとの提携に至った想いを語っていただきました。

株式会社でぃぐにてぃの概要
東京都新宿区で訪問介護事業を展開。企業理念は「世界いち気持ちいい介護」。ケアを受ける側も、提供する側も、気持ちよく介護に関われることを大切に業務にあたっている。障がいや疾患の程度に関わらず、お客様に敬意をもって、暮らしを支えさせていただく介護を実践中。
代表の吉田様は自身も頸椎損傷で19歳の時から車椅子で生活されている。

↓株式会社でぃぐにてぃのホームページは下記画像よりご覧いただけます。

 

ドコケアと提携していただいたきっかけを教えてください。

うちは介護事業所なので、移動支援って普段から仕事で行っているんです。ですが、当然制約がある。時間が決まっていたり、場所も、娯楽ではなく必要不可欠な場所への外出が多かったりします。

そういった公的移動支援の範囲ではできないサービスを、ドコケアならできる。お客様の需要が高い部分のケアをしてみたいと思い、提携に至りました。

 

自社の職員様にどのようにドコケアを活用してもらいたいですか?

前から外出に対するニーズがあることは知っていました。ですが、業務時間内だと、やっぱりある程度ケアが詰まっているんです。そこに5~6時間どこかに出かけたい、と依頼をいただいても、一緒には出かけられない。どうにかしたいとは思ってはいてもなかなか時間をとれませんでした。

お客様に限らず、人間は食べて寝て起きるだけでは全く満たされません。出かけて、誰かと会ったり、綺麗な景色を眺めたり、そういった部分に生きる喜びがあります。
特に今、コロナ禍だとより感じますよね。

そういう生きる喜びに働きかけるケアを本当はやりたいんですけど、ケアをする側もちゃんと対価をもらいながらサービスを提供できる枠が無く、現状では何もできない課題が会社としてはありました。公共サービスだけでは、これまで手の届かなかった部分に、ドコケアというシステムを使って行こうと思ったんです。

ドコケアを使うことで、お客様は今まで行けなかった場所に行くことができます。ケアをする側も、今までよりもっと自由度の高いケアができて、気持ちが満たされる。そうやって職員にもモチベーションを出してもらいたいし、利用する方たちも、自分の好きな場所で、生きる楽しみを見つけてもらいたいです。

 

どのような方にドコケアを利用してもらいたいですか?

お客様で言うと、ケアを受ける人って基本的に生きづらいと思うんです。特に今、コロナ禍で皆さん障害の疑似体験をしてますよね。すべての人が認知症も含めて、なんらかの疾患や障がいがあって出かけづらい環境下にある人と同じような環境下にあります。

出かけて気晴らしをしたり、友達と飲みに行ったり、ごはんを食べて話したり。意識していなかったけれど、案外息抜きになっていたんだなって、できなくなって、今すごく感じますよ。ですが、それが障がいや疾病のある人にとっては日常なんです。ずっとそうなんです。基本的にあまり遠出することって無い。

この間あった事例で、買い物が好きな方なんですが、ずっと体調が落ち着かなくてめずらしくしばらく行けてなかったんですよ。それで久しぶりに買い物に行けることになって、一緒にお出かけをしたんです。すると、出かける前は体調が悪かったんですが、帰ってきたらとても元気で。買ってきたものを早速使ってみて、「楽しい」と言ったり。

ちょっとした非日常のイベントで、結構人生って救われたりするじゃないですか。どこかに行くというのは、それだけで半年くらい元気でいられたりすることもあります。「あの時のお出かけ、楽しかったよね」「〇〇に行ったよね」みたいな喜びを提供したいです。
誰もが抱えてる出かけづらさ、生きづらさを、ドコケアを使って支援したいと考えています。

どのような人にって言うと難しいですが、本当に多くの方に、ドコケアという便利で新しいサービスを使っていただきたいです。コロナで大変な年だったけど、安全に楽しくお出かけできてよかったよねって、そんな風に思ってもらえるようなお出かけをイメージしています。

今、少しずつは外に出られるようになってきましたが、なんだか外に行くのがとても悪いことのような風潮があります。そんなことは、本当はないはずです。ただでさえ障がいや疾患のある人は生きづらいですから、室内を避けるとか、工夫は必要かもしれませんが是非使ってもらいたいですね。

 

最後に、今後のドコケアに期待することを教えてください。

コロナになる前に、講演で尼崎まで出張があったんですよ。尼崎まで行くのに何が大変かというと、僕みたいに車椅子だと、交通手段が無くて大変だと思うじゃないですか。それは案外行けるんですよ。電車にも乗れるし、飛行機にも乗れる。手段の部分は案外いけるんですけど、問題は行く途中でちょっとずつ人に助けてもらわないといけないんです。

僕はめちゃくちゃ図々しいので、その辺の人に頼んじゃうんですけど、普通の人はそんなことはまあできません。申し訳なくてできないっていうのもあるし、やっぱり怖い気持ちもあるわけです。もちろん移動だけじゃなくて、着いた後、ホテルではどうやって支援してもらうのかも問題です。

今のGo To トラベルでも分かるように、みんな遠出して旅行に行くのが好きなんです。年に1回ぐらいは旅行に行かないとおかしくなるようにさえ思います。移動したいというのは、人間には結構基本的な欲求としてあります。その欲求が叶わない人たちに、ドコケアというサービスが、解決の糸口になると思っています。

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