ご利用者様を都心~大島へ高速ジェット船で搬送
都心の病院から大島の病院まで船舶を使用して搬送しました。ご利用者様は持病の治療を都心で受け、大島で緩和的治療を継続するため搬送となりました。寝たきりでの搬送を希望され、容態管理を含め、看護師と救急救命士の2名で対応しました。(竹芝港まで介助要員がもう1名)
搬送前打合せ
弊社の看護師が病院と電話で患者様の容態確認と、搬送について情報交換を行いました。
搬送では担当医師、担当看護師との連携が最も重要となりますので、弊社ではこの情報交換を丁寧に行います。具体的には病態や医療処置の有無、その他搬送における注意点の共有を十分に行い、万一の急変の可能性がある場合は搬送シミュレーションをします。
搬送当日までにスケジュールを作成して病院と連携を取ります。
出発~竹芝
病院から竹芝港まで民間救急車両にて搬送をさせていただきました。
寝たきりのまま船に担架移動
船には専用の担架を用いて、弊社スタッフ2名体制で安全に搬送させていただきました。担架が固く、ご利用者様の移動中の安楽を考えて背中に毛布を敷かせていただきました。
元町港~到着病院まで
元町港には大島の現地の介護タクシーに迎えに来てもらいました。元町港で出発地同様に担架で車両へご利用者様を移乗しました。搬送先の病院まで看護師が付き添い、搬送先の病院に申し送りして搬送を終了しました。
元町港~到着病院まで
参考費用
・病院から竹芝港までの民間救急による搬送費
・往復乗船券費用(看護師、救急救命士)・看護師、救急救命士ホテル代(日帰りできる船がなかったため)
(元町港から病院までの搬送は、搬送先の病院が対応したので搬送費用は含まれておりません)
・費用は車両移動時間、介助の量によって変わります。搬送のご相談はお問い合わせください。
※写真と記事は、同様の搬送でお困りの方々のために掲載をさせていただきたい旨をご家族とご本人に説明をさせていただき、許可を得て撮影・掲載をしております。