コロナ禍における利用者のリスク

※この記事はクラウドファンディングReady forの新着情報に投稿した記事を、編集したものです。

 

新型コロナウイルス感染症の影響で、まだまだ外出を控えている方も多くいらっしゃると思います。
特にお出かけに介助が必要な方々は、感染リスクも高いため、一層お出かけを控える傾向にあります。
今回はそういった中で発生するリスクについて、ご紹介します。

まずはこちらのグラフをご覧ください。

こちらは、介護保険サービス事業所に向けて行った調査結果を表したものです。

「新型コロナウイルス感染症の影響による、利用者の状態悪化やそのリスクとして特に気になるものを5つまで選択してください」

という設問に対し、様々な懸念があげられています。

 

特に「外出や交流機会の減少」は、全体の68.1% (n=5,714)

次に「ADLの低下」51.1%

「認知機能低下」45.8%と続いています。

「外出や交流機会の減少」は、利用者の状態悪化やそのリスクとして、身近で接する方々から見ても、特にリスクと捉えられています。

 

状態悪化を防ぐためとは言え、感染リスクもあるため、なかなか外出へのハードルは高いですが、利用者の状態悪化を防ぐためにも、少しずつ外出して頂けたらと思います。

※ドコケアでは「新型コロナウイルス感染症に関するドコケア外出ガイドライン」を作成しています。

 

みなさんが安心・安全に外出出来る様、ドコケアではこれからも支援していきたいと思います。

出典元
一般社団法人 人とまちづくり研究所 https://hitomachi-lab.com/
「新型コロナウイルス感染症が介護・⾼齢者⽀援に及ぼす影響と現場での取組み・⼯夫に 関する緊急調査【介護保険サービス事業所調査】調査結果報告書」
※P.19 図V-1を掲載の都合上、横向きに変更したものを掲載しています。